僕は、カナダに留学中は大学の寮に住んでいました。
ホームステイも考えたのですが、候補に上がった家庭がどれも大学からバスで30分くらいかかるので大学の敷地内にある寮に住むことにしました。
そのおかげで授業が始まるギリギリまで寝ることができました笑
その寮で4ヶ月過ごした後に、新たに中国人とカナダ人のルームメートができました。
ラッキーなことに二人とも日本のアニメが大好きだったので、すぐに打ち解けることができました。
中国人のルームメートは、初めて会った日に日本語が話せると言ってきました。
「ありがとう」のような簡単な日本語かなと思ったのですが、
ワタシ魔法少女!!
と言われ彼がアニメオタクだと察することができました。
話がそれましたが、今回の記事ではそんな彼と僕自身が体験したストレスが逆にモチベーションになったという話について書いていきます。
焦りと危機感がモチベーションになる
言葉が通じない辛さ
中国人ルームメートは12歳の頃にカナダに来たそうです。
彼は地域の中学校に通いカナダ人の生徒と一緒に授業を受けたそうです。
授業では、先生が何を言っているのか分からず、友達が言っていることも分からない。
マクドナルドでハンバーガーを頼むことすらできなかったと言っていました。
それが恥ずかしくて人と関わるのも嫌だったそうです。
自分が言いたいことが伝わらない、もしくはみんなが何を言っているか分からないといった経験をした人は分かると思いますが、逃げ出したくなるほど辛いものです。
危機感とモチベーションが同時に高まる
彼はそのような辛さや危機感が強くなると同時に、英語を話せるようにならなければヤバイ!!というモチベーションも日に日に高まったそうです。
どのように彼が英語を勉強してきたのかは聞いていませんが、留学に行って僕も強くこのような危機感を感じました。
すぐに話せるようになりたい!と言う焦りと危機感はなかなかストレスになりますが、同時に勉強をするエネルギーも生み出します。
僕の英語力は明らかにクラスで一番下でした。
(日本語力が一番でもそこでは意味ない)
みんな先生が言っていることを理解しているのに自分はできていない。
そこで僕は、どのクラスでも先生に許可をもらって授業を録音させてもらいノートを取りながら2回は聞いていました。
(勝手に録音するのはダメらしいです)
日本の大学では、録音なんてしたことないです。
むしろ授業に集中せずに他のことをしていました。
あの危機感は、かなりストレスを感じさせるものでしたがあれがあったからこそ勉強するモチベーションを高めることができました。
まとめ
危機感や焦ると言ったネガティブな感情は、絶対にダメなものだと思われがちです。
しかし、それがなければ成長することはできないのではないでしょうか。
それらの感情から逃げるのではなく、うまく使うことが大切なのでしょう。