留学中リスニングはスピーキング以上に苦労しました。
英語を話すことはカナダについて1ヶ月くらいでシンプルな英語を使えば、自分の言いたいことは大体言えるようになりました。
しかしリスニング力ははなかなか上がりません。
このまま勉強を続けていて英語が聞き取れるようになるのだろうかと不安になっていました。
この記事は、2018年2月25日に加筆、修正を行いました。
目次
どうやったら英語が聞き取れるようになるのか
授業の内容がわからない日々
最初のうちは授業で先生が言っていることが理解できませんでした。
僕は先生に頼んで講義を録音させてもらい、それを後でノートを取りながら2回聞いていました。
2時間半の授業だったので合計で7時間半くらい英語の講義を聞いていました。
そのようにかなりリスニングは練習したので、留学した当初に比べるとより英語が聞き取れるようになりました。
大学で開催された勉強会で学んだリスニング向上の3つにステップ
カナダで1ヶ月くらい過ごしたとき、大学で第二言語習得論(SLA)に関する勉強会が開催されました。
無料だったので参加したのですが、そこで一人の留学生が彼の英語のリスニング力が上がっていった段階について話していました。
面白かったので紹介します。
Step1
少しでも速く話されるとまったく意味がわからない。
Step 2
単語レベルで聞き取れるようになる。
Step 3
センテンスレベルで意味が理解できるようになる。
僕も留学を通して同じようにこの段階を踏んでリスニング力が上がっていったと思います。
カナダに到着した時は、Step1.5くらいのリスニング力だったと思います。
内容は完璧にわからないけど、いくつか単語は聞き取れるからなんとなく言っていることは分かるという状態でした。
Step1、Step2で意識すること
勉強会で話していた留学生が
「Step1, Step2の段階では話されている英語の単語ひとつひとつを集中して聞き取ることを意識していた」
と話していたので、僕も同じことを意識していました。
カナダに到着してから、3〜4ヶ月が過ぎたときにStep2に入ることができたと思います。
単語ひとつひとつは聞き取れます。
分からない単語を使われたらもちろん意味は分かりませんが、このあたりになると日常会話レベルの英語は理解できるようになりました。
Step3はなんとなく聞いても意味がわかるレベル
ステップ3は単語ではなくセンテンスごとに意味が理解できるレベルです。
僕たちが日本語を話しているとき、相手の言っている単語ひとつひとつを集中しなくても、何を言っているのか理解できます。
英語でもそのレベルに達するには、僕はまだまだインプットの量が足りないのでしょう。
Step3に到達するまでにどれくらいかかるか
カナダに9ヶ月間住んでいましたが、今はStep2とStep3の間くらいではないかと思っています。
日常会話なら単語ひとつひとつに集中しなくても、なんとなく聞くだけで文単位で意味が分かります。
しかしアカデミックな話題や複雑な話題はまだ集中して聞かなくては意味がわからない事が多いです。
セミナーで話していた留学生はカナダに住んで、1年くらいでStep3に達したそうです。
彼は僕がしていたように授業をレコードして何度も集中して聴き続けたそうです。
カナダに住み、毎日練習をして1年かかっているのでそのレベルに達するまでにはかなり時間がかかると思います。
焦らずに練習を続ける
やはりリスニング力を高いレベルまで上げるためには時間がかかります。
しかし、継続すれば着実にステップアップできると考えています。
まずは単語ひとつひとつを集中して聞き取る練習をすれば、徐々に英語が聞こえるようになります。