私が中学生、高校生の時は、授業で実際に英語を話してみるということがあまりありませんでした。
話す機会があってもスピーキングの練習をしていないので話せません。それに受験で英語が話せる必要はなかったので話せるようになりたいとも思いませんでした。
私と同じような英語の授業を受けていた人は、スピーキングを練習した経験がないので、どのようにスピーキング練習をしたらいいのか分からないのではないでしょうか。
この記事では、まったく話せない状態から英語が話せるようになる練習法を紹介していきます。
この記事は、大前研一さんが監修を務める書籍「プロフェッショナル イングリッシュ−世界に通じる英語力」を参考にして作成しました。
※この記事は、2018年2月23日に加筆、修正をいたしました。
まずはブロークンイングリッシュで話してみる
下手でもまず話し始める
英語が話せるようになる第一歩は、間違えてもいいから英語を話してみることです。
プロフェッショナルイングリッシュでも書かれていますが、ネイティブスピーカーが使うような英語にこだわりすぎて、英語が口から出てこなければ元も子もありません。
まずは、完璧な文法ではなくてもブロークンイングリッシュで話せるようになることを意識して練習することをおすすめします。。
私は、留学に行く前に、プロフェッショナルイングリッシュを読んだのですが、そのおかげできっちりとした英語を話さなくてはならないというプレッシャーはあまり感じませんでした。
・自分の伝えたいことを間違えてもいいから英語で口に出してみる。
・簡単な表現を使ってどんどん話してみる。
この2つのことを意識していたおかげであまり恥ずかしがらずに英語を話せたと思います。
表現を自分で作っていく
私は、カナダでヨーロッパや南米からの留学生にたくさん出会いました。みんなすごく流暢に英語を話しており、衝撃を受けたのですが、ネイティブスピーカーが話すような英語を話していたわけではありません。
ネイティブスピーカーではない私たちが、英語を話すことは伝わる表現を作っていくというクリエイティブな作業ではないでしょうか。
これは練習すればどんどんスピーディーにできるようになります。そのためにまず英語を口に出すということが大切になるでしょう。
一人でできる英語の練習方法は、以下の記事(効果的だったスピーキング練習法)に書いているのでぜひ参考にしてみて下さい。
今流行りのオンライン英会話も、スピーキングを練習するために非常にいい手段です。
個人的には、業界最大手と言われるEF(Education First)のオンライン英会話をおすすめしています。無料体験もあり、自分のレベルに合わせた英会話をすることができるので、英語を話すことに慣れていない方でもまずは挑戦してみてはどうでしょうか。
自分が言えない表現を調べる
実際に、英語を話していると自分が何度も何度も使っている得意な表現が分かってきます。一方で、なかなか自分が言えない表現というのも分かってきます。
一人でスピーキングを練習している時だけではなく、実際に誰かと英語で話しているときでも自分がうまく言えない表現をメモして、あとで調べてみることは様々な表現を使って英語を話せるようになるために不可欠なことです。
自分が言えない表現を記録し、それを言えるようにしていくことを積み重ねでば、徐々に自分が言えない表現が少なくなっていきます。
続ければスピーキング力を向上させるだけではなく、語彙を増やすことにも繋がります。
英語は練習すればするほどスムーズに話せるようになると思います。筋トレを続けることで少しずつ筋肉がつくように、英語を話す練習をすれば、少しずつ英語が話せるようになります。
継続すれば1ヶ月後は今よりももっと話せるようになっているはずです。