これまで英語は好きだけど話せないという人にたくさん出会いました。
大学の友人や塾で教えていた生徒たちは学校では英語が得意なのに、いざ話すとなると英語が出てこないという状況です。
実際に僕も留学するまではそうでした。
英語は勉強しているけど、いざ話すとなると勉強したことが生かせない。自分の英語が正しいのかどうかと不安に思い、それが原因で英語を話すチャンスがあっても、それをつかむことができませんでした。
正直、僕は日本で英語が話せるようになることを諦めていました笑
今回の記事では、同じように苦しんでいる人にぜひ読んでもらいたい3冊の本を紹介します。
プロフェッショナルイングリッシュ
まず読んでもらいたい本は、大前研一氏が監修する書籍「プロフェッショナルイングリッシュ」です。
この本は、主に英語ができる人とできない人の違いについて書いてあります。
これまで日本で英語の授業を受ける中で、自分たちが当然だと思っていることができない人の特徴としてあげられているのが面白いです。
強く共感した部分は、英語が話せない人は日本語を和訳するこにこだわりすぎているという点です。
日本語と英語で1対1に対応する表現はありません。
しかし、これまで学校で英単語を覚え、英文和訳や和文英訳をしてきたのでなんとなく1対1で対応する正しい表現があると錯覚してしいました。
この考え方が知識はあっても英語が話せない原因のひとつになっています。
この本の中でも指摘されているように、これまで日本で勉強した英語はコミュニケーションを取るためにナンセンスなものです。
実際にカナダに留学しそれを実感しました。
これまでの考え方を変えることが英語を話せるようになる第一歩です。
考え方を変えるためだけではなく、どのような意識を持てば英語が話せるようになるかも書いているので非常におすすめの1冊です。
どうすれば今度こそ英語が話せるようになりますか?
次におすすめする本は、ジェームス・M・バーダマン氏、西真理子氏による書籍「どうすれば今度こそ英語が話せるようになりますか?」です。
この本は留学から帰ってきて読んだのですが、僕がカナダで感じたことが書いてあります。非常に共感できる部分が多い。
例えば、この本には基本動詞を使いこなす重要性について書いてあります。
紹介されている基本動詞は中学レベルの簡単なものばかりです。
カナダで出会った英語がペラペラな留学生たちはまさにこの基本動詞を使いこなしていました。
こちらの記事でも書いていますが、まずは簡単な英語を使いシンプルに分かりやすく話す練習が英語を話せるようになる第一歩です。
簡単な英語でもいいと意識を変えるだけでも英語は話せるようになります。
この本も、これまで持っていた英語の勉強に対する意識を変えてくれます。
難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!
最後の1冊は、スティーブ・ソレイシィ氏による書籍「難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!」です。
この本にはある表現を応用すれば一気に話せるようになると書いています。
僕は中学レベルの英語が使えれば話せるようになるとい考えていますが、ソレイシィ氏はそれ以下の知識でも話せると言っています笑
また、テストのための勉強をいくらしても英語が話せるようにはならないと断言しています。
これまでの勉強を見直し、英語が話せる勉強をするためにこの本はおすすめです。(この本だけではなく英語を話すためにスティーブ・ソレイシィ氏の本はおすすめ)
ちなみに僕は、留学前にソレイシィ氏の英会話ペラペラビジネス100を読みました。
フレーズ集なのですが、これで覚えた表現は様々な場面で応用できました。
応用できる表現を覚え、それをカスタマイズしていくことで一気に伝えられることが増えます。
まとめ
実際に僕が留学して感じたことは、スピーキングは練習しなくてはできるようにならないということです。
学校でやっていた英語の勉強は、話すためのものではありません。
英語がペラペラだった留学生の話を聞いていても、日本の一般的な英語教育(テストのための英語)は異彩を放っています笑
英語が得意だけど話すのは苦手という人は意識を変えればこれまでよりも話せるようになります。
ここで紹介している本は、スピーキングが苦手な人に「英語を話したい!!」「これなら自分でもできる!!」と思わせてくれるものです。