リミットレスと聞くと、ブラッドリー・クーパーが主演の映画を思い出します。
この映画では、主人公が薬を使って脳のリミットを外し超人的な集中力や記憶力を発揮するというものです。
脳の限界を超えるとこんなことができるのかとすごく興奮しました。
映画とは違い、今回紹介する大嶋信頼氏の書籍「リミットレス」は、自分の心にかけているリミッターを薬ではなく自分の力で打破するというものです。
リミッターを外す
自分の行動は制限されている
本来、人はもっと自由に行動できるはずです。
しかし、現代社会では自分が自分にリミッターをかけて行動を制限してしまう。
自分の潜在能力をフルに発揮し、思うがまま自由に生きるためには心にかかったリミッターを外さなくてはなりません。
様々なタイプのリミッター
本書では、リミッターを「起きられないリミッター」、「空気読みすぎリミッター」、「心配性リミッター」など様々なタイプに分類しています。
どのような人がそのリミッターに縛られているのか、またなぜそのなっているのかがイラストとともにわかりやすく説明されています。
ちなみに僕は、「心配症リミッター」がかかっているようです笑
そのリミッターがかかっている原因と、解除の仕方を知るだけで心が一気に楽になります。
ありのままの自分に目を向ける方法
本書を読み終わり、自分のありのままの心にもっと目を向けられるようになりました。
これまでずっと思っていたのですが、自分が本当に何をしたいのかなかなか分かりにくいものです。
本書では、自己対話を通してリミッターを外しありのままの自分を見つける方法が紹介されています。
恋愛にも効く!?
本書の後半からは具体的な事例とそれに対するアドバイスが書かれています。
恋愛の悩みもリミッターがかかっているせいです。本書を読むことで、その解決策も見つけることができるのではないでしょうか。
リミッターが外れた友人
カナダにいた頃なのですが、超人的な人にたくさん出会いました。
このブログで何度も書いているのですが、僕のフィンランド人のルームメートはリミットレスという言葉がすごく似合う友人です。
母国語ではない英語で圧倒的な成績を取り、どんな人とも簡単に打ち解けていた彼は自由に思うがままカナダでの生活楽しんでいました。
こちらの記事で紹介したのですが、彼は英語を練習するために知らない人にどんどん「Hi!!」と話しかけていました。
最初は狂っていると思ったのですが、彼は目標を達成するために最も効果的な英語の練習をしていただけでした。
自分のリミットを外し、新しいことやこれまで怖くてできなかったことにどんどん挑戦できれば自分の目標や夢に大きく近づくことができるのではないでしょうか。
自分を縛っているリミッターを外し思いのまま生きる。
自分が最もいいと思う生き方をする。
そのために本書はおすすめの1冊です。