日本人受験者のTOEFL iBT平均点はいくら?10年前と10年後は?

一般的に日本人は英語を話すのが苦手だと言われています。

自分自身カナダの大学に留学するまでは英語でコミュニケーションを取ることはできませんでした。(取ろうともしていませんでした。)

文法や単語など英語の知識はたくさんあるのに、それを実際に使うことができないという日本人は珍しくありません。

大学入試などのテストでいい点数が取れるからといって英語がペラペラ話せるというわけではないですし、大学入試のために勉強した英語とIELTSやTOEFLの英語は別物のようにすら感じます。

実際にTOEFL iBTの平均スコアを見ると先進国の中でも日本人受験者のスコアは低いことが分かります。

TOEFL iBTの平均点

ETSのTest and Score Dateによると2016年の1月〜11月の日本語を母語とする受験者の平均スコアは71となっています。(その時期にTOEFLを受けましたが71点は取れなかったので私が平均点を下げています)

Reading 18
Listening 17
Speaking 17
Writing  19
Total 71

(引用元:https://www.ets.org/s/toefl/pdf/94227_unlweb.pdf

スピーキング、リスニングはリーディング、ライティングと比べて点数が低くなっています。

一般的にTOEFLは海外の大学に留学するために受けられることが多いので、多くの受験者は留学を目指して受験したと考えられます。(ある程度対策をして受ける人もいれば、試しに受けてみるという人もいるので全員がしっかりとTOEFLの対策をしているとは言えませんが)

受験者の数やバックグラウンドなどに違いがあるので点数を比較して、良い悪いを決めることは適切ではありませんが、韓国の平均点84中国の79と比べると低くなっていることが分かります。

10年前と比較してみると

次に10年前の結果も見てみましょう。

2005年の9月から2006年の12月における日本語を母語とする受験者の平均スコアは65となっています。

Reading 15
Listening 17
Speaking 15
Writing  17
Total 65

(引用元:https://www.ets.org/Media/Research/pdf/TOEFL-SUM-0506-iBT.pdf

韓国の平均点が72、中国が75となっています。

10年前と比べるとどの国も平均点は向上していることが分かりますが、韓国の平均点が12点上がっている一方で日本では6点アップに留まっています。

こちらの記事に、どのように韓国で平均スコアが上がったのかについて書いています。合わせて読んで下されば嬉しいです。

韓国はどのように英語をレベルアップしたのか|国をあげて英語力を向上させた方法とは




平均点が低い理由は

次に平均点が他の国と比べて低い理由について考えていきます。

基本的に、学校の英語教育ではスピーキングやリスニングを練習するよりもリーディングや文法の暗記が中心に行われています。

そのため、TOEFLなどの英語テストを受ける人は自分でリスニング、スピーキング、ライティングを勉強する必要があります。

しかし、学校でリスニング、スピーキング、ライティングをあまり勉強をしてこなかったのでどのように勉強すればいいのか分からない場合が多いです。

どのような勉強をすればいい点数が取れるようになるのか分からないということが、平均点を下げている理由の一つではないでしょうか。

私の経験では、リーディングやリスニングは受験勉強のように過去問を解けばいいのですが、ライティングやスピーキングは何から始めたらいいのかまったく分かりませんでした。

勉強の方法を調べても、自分が英語を話せるようになった経験がなかったのでその方法が本当に効果的なのかどうか常に疑問を抱いていました。

その経験がこのブログでスピーキングやライティングの練習方法を書く理由になったので

2020年からの英語教育でどう変わるか

日本では、2020年から大学入試が大きく変わります。

英語に関してはTOEFLやIELTSといった民間の試験とこれまでのセンター試験のような統一試験を併用するということです。

統一試験は従来通りリーディングとリスニングの2技能を図るようですが、民間の試験を利用することでスピーキングやライティングもより勉強する必要が出てくるでしょう。

民間の試験がどれくらいの配点になるかはまだ決まっていないようですが、この変化により、スピーキング、ライティングの重要度は以前よりも増すでしょう。

早い段階から民間のテストを受けるようになるので10年というスパンで見ればTOEFL iBTのスコアは向上すると考えられます。

しかし、学校現場では従来やっていたことに加えて、スピーキングやライティングの指導をする必要があるので新しい試みが機能しないのではないかという懸念もあるようです。

英語教師のために研修を行うようですが、これまであまり教えてこなかったスピーキングやライティングを教えるので現場で働く教師からするとかなり負担が増えるのではないでしょうか。

まとめ

日本では、あまり英語を使う機会が多くないですし、学校の中でもあまり英語を練習することがありません。

そのため、TOEFL iBTであまり良い点数を取れないことは仕方ないように思います。

それでも、留学を目指してTOEFLの勉強をしている人は多いです。

当ブログでは、スピーキングやライティングの勉強方法について書いているのでそのような人たちの参考になれば嬉しいです。

参考元:(英語教育の在り方に関する有識者会議 英語力の評価及び入試における外部試験活用に関する小委員会 審議のまとめ 概要

今後の英語教育の改善・充実方策について 報告〜グローバル化に対応した英語教育改革の五つの提言〜

 

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