イギリス大学院に入学するために必要なもの|申し込みのために準備するもの

私は現在イギリスのUniversity College London(UCL)の修士課程に在学しています。

大学2年生になった頃から将来は海外の大学院で勉強したいと思い、それを目指して大学生活を過ごしました。

UCL以外にもスウェーデンのStockholm Universityに申し込み入学許可を得ることができました。

イギリスとスウェーデンの大学院に申し込んだ私の経験から言えることは、早い時期から準備をしていれば入学許可を得ることはそこまで難しくないということです。

一方で、早い時期から準備をしていなければ相当に苦労すると思います。私は、GPAを上げるために真面目に授業に出て勉強していましたが、それ以外のことはあまり準備していませんでした。そのため、後述しますが、パーソナルステイトメントの準備は苦労しました。

今回の記事では、イギリス大学院に入学するために必要なものについてまとめていきます。

大学院の申し込みのために提出したもの

大学の成績証明書 (Academic Transcript)

まずは大学在学中の成績証明書です。イギリスの大学院に入学するためには試験を受ける代わりに学部生時代のGPA (Grade Point Avarage)を提出します。

日本の大学入試のように試験で一発逆転することができないのでいかに大学時代に勉強しているかが重要になります。

大学や学部によってどれほどのGPAが必要かは異なりますが、私はUCLの友人たちにどれくらいGPAがあったのかを訪ねてみましたが、ほとんどの人が3.0以上でした。ホームページを見てもGPAが最低どれだけ必要かなどの情報は書かれていないので、とりあえずは3.0が大学院に出願する際の目安になるのではないでしょうか。

GPA以外にも課外活動や仕事での経験が重要だという話をよく耳にします。それらがなければ、海外の大学院に入学は難しいという話も聞いたこともありますが、それが正しいとは思えません。

私の友人には、これまで課外活動や仕事の経験が全くないのにUCL合格したという人がいます。彼女はGPAが、3.8/4.0とかなり高かったのでこれまでの経験が少なくても関係なく合格できたのでしょう。

人がしたことのないような特別な経験があればGPAが低くて合格できるという話を聞いたことはありますが、私の考えでは特別な経験など学力以外の部分は、なくてはならないものではなくあれば評価されるものです。

英語のスコア (English Language Requirement)

こちらも大学や学部によってどれほどのスコアを求められるかは変わりますが、私の学部ではIELTSのスコアで7.0以上(全セクションで6.5以上)が入学のために必要なスコアでした。

UCLではTOEFLや他のテストのスコアも使うことができます。私はIELTSを使ったのであまり詳しくありませんがもしUCLに申し込むのなら詳しいスコアは以下のリンクから調べることができます。

https://www.ucl.ac.uk/prospective-students/graduate/learning-and-living-ucl/international-students/english-language-requirements

多くのイギリスの大学院は条件付き合格(Conditional Offer)を認めています。そのため申し込み時に必要スコアを獲得している必要はありません。

入学するまでに必要スコアを取ることができれば無条件合格(unconditional offer)を得ることができます。しかし、条件付き合格を得ても最終的に英語のスコアを獲得できずに入学できない学生が意外と多いようです。

同じコースにいる学生に聞いたのですが、彼女の友人はIELTSでOverall score7.0を取ることができていたそうです。7.0は大学が要求しているスコアなのですが、その友人はライティングセクションで6.5以上取ることができず、結局、無条件合格をもらっているのに入学できなかったそうです。

私もそうでしたがライティングはなかなかスコアが伸びず苦労しました。そのようなことも起こりうるので、イギリスの大学院に興味があるなら早い段階から必要スコアを取れるレベルまで英語を勉強しておいたほうがいいです。


自己推薦文/パーソナルステイトメント(Personal Statement)

次に自己推薦文/パーソナルステイトメント(Personal Statement)を書きます。

UCLでは原稿2枚分に「何を大学院で学びたいか、卒業後何をしたいか、なぜその大学を選んだかなど」をまとめて提出しました。このパーソナルステイトメントは、自分のこれまでの経験や強みをアピールできる唯一の機会です。Stockholm Universityは、原稿1枚にまとめなくてはならなかったので書きたいことを書ききれずUCLに提出したものよりも難しかったです。

どちらの場合も、大学のホームページに何を書けばいいのかが大まかに書かれていますが、パーソナルステイトメントを書くことは非常に苦労しました。

パーソナルステイトメントを書くなど初めてのことだったので、まず何から書き始めたらいのか分かりませんでした。インターネットで書き方を調べてみると様々な情報を見つけることができましたが、どれを信じればいいか分かりませんでした。最終的に大学院留学のすべてという本を参考にして自分の志望動機を書き終わることができました。

いざ出願するとなってから書き始めるのはどうしても遅すぎるので、自分がどの大学で何を学びたいか早い段階から決めておいて、自分の考えをまとめておくとスムーズに書き進めることができます。私は大学院で勉強したいと考えていましたが、何を勉強したいかは漠然としていて改めて言葉にすることができず、なかなか書き進めることができませんでした。

パーソナルステイトメントの書き方は以下の記事にまとめているので興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

イギリス大学院留学|パーソナルステイトメントを書く際のポイント

教授からの推薦状(References)

最後に自分が授業を受けたことのある教授に推薦書を書いてもらいます。

UCLに申し込む場合は二人の教授から推薦状を書いてもらわなければなりません。Stockholm Universityも同じで二人のお教授に推薦文を書いてもらいました。大学2年生の時点で大学の教授に将来は海外の大学院で勉強したいと言っていたので、お願いした時は快く推薦状を書いてもらうことができました。

推薦書は、教授が大学に直接提出するので内容を操作することはできません。私は今でもどのような推薦文だったのかは分かりませんが、何が書いてあったのか興味があります。笑

まとめ

イギリスの大学院に出願するためにはGPAや英語のスコア、教授からの推薦状など短期間ではどうにもならないものが必要となります。

しかし、日本の大学入試のように本番のテストの点数次第というわけではないので、日頃から継続的に努力をしている人にとって申し込むことは簡単に感じるかもしれません。上記の資料を提出するだけなのでプレッシャーもありません。

早い段階から、準備を進めていれば決してしんどいものではありません。

 

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