英語でのコミュニケーションが苦手な人にオススメのTEDx Talk|相手に集中して英語話す

私は、学部生のときカナダに留学していたのですが、そこで最も困ったことはスピーキングよりもリスニングです。もちろんスピーキングも苦労はしましたが、カナダに住み始めた最初の1ヶ月はネイティブスピーカーが何を話しているのか分かりませんでした。

リスニングの練習は日本にいる間にしていたのですが、それでもネイティブスピーカーたちが話す英語が速すぎて全くついていけずいつもパニックになっていました。

何度も聞き返したり、ゆっくり話すように頼んでなんとか会話を成立させていましたが、自分では英語は得意な方だと思っていたので相当にショックを受けました。

このままでは誰ともコミュニケーションが取れないという焦りから、リスニングができるようになりたいと思いYouTubeでTED Talkを毎日見て勉強していました。その時に見たMarianna PascalのLearning a language? Speak it like you’re playing a video gameは私の考え方を劇的に変えてくれました。

この動画を見たことで英語でコミュニケーションを取るコツをつかむことができましたし、リスニングが苦手だった自分の本当の問題を理解することができました。私と同じような経験をしている人いは是非ともチェックしていただきたいです。

 

 

英語でコミュニケーションを取るためのコツ

話し相手にフォーカスする

このTalkから学べることは、英語を話すとき、また聞くときに意識をどこに向けるべきかということです。

Mariannaさんが言うように英語にあまり自信がない場合、英語で会話をしているときに自分自身の気持ちにフォーカスをしてしまうことがあります。その結果、意識が散漫になり英語力が高くても相手の言っていることが分からくなってしまいます。

英語を話すことに慣れていない場合によくあることですが、ミスをしたら恥ずかしい、発音が変だったらどうしようと言うように自分の気持ちにフォーカスしすぎてしまいます。そのようなネガティブな気持ちがあると自信を持って英語でコミュニケーションが取れなくなります。動画の13:53~でMariannaさんが話していますが、英語を聞くときも、英語を聞き取れなかったらどうしよう、勘違いしてしまったらどうしようというように不安な気持ちになり、そこに意識が向いてしまいます。

私が、まだ英語に自信がなかった頃はまさにこのような状況でした。英語力が低いのに相手の言っていることに集中していないので何を言っているのか分かるはずがありません。

まだ英語でのコミュニケーションに慣れていないときは、会話をするときは常に相手の言っていることに集中しなくてはなりません。他のことを考えず相手が言っていることにのみ集中するというほんのわずかな意識の変化ですが、それでも聞き取れる英語の量は変わります。

リスニングが苦手だと思っている場合、本当の原因は他のことに意識が向いてしまい”聞くこと”に集中できていないからかもしれません。

リスニングを練習するとき単語のひとつひとつまで集中する

リスニングの練習で英語を聞きながすことは効果が薄いです。他のことに集中している状態で英語を聞いていたとしてもあまり頭に入ってこないです。第二言語習得の理論によると、外国語を習得するためには、その言葉を集中してリスニングしなければどれだけインプットしても効果は薄いです(Gass, 2018)。

私がこれまでにしたリスニング練習の中で最も効果があったと思えるのはシャドーイングです。以下の記事に書いていますが、単語のひとつひとつに意識を向けて英語を聞くために、聞こえた英語をつぶやく練習をしていました。

IELTSリスニングスコア7.0を取るための練習方法|シャドーイングで英語を集中して聞く

ただ漠然と聞いているだけでは、シャドーイングをすることができません。聞くことに集中して、単語のひとつひとつまで意識を向けて練習することで英語がよりはっきりと聞こえるようになります。最初のうちは聞こえた単語をそのまま発音していくことは難しいですが、慣れると最初は速すぎて分からなかった英語もうまく聞き取って発音できるようになります。

シャドーイングは、リスニングを練習する際の一つの方法ですがその目的はしっかりと集中して英語を聞くことです。

分からなかったら聞き返せばいい

現在ロンドンに住んでいますが英語が分からなくて聞き返すことは誰でもやっている当然のことです。私も相手が何を言っているか分からなかったらSorry?と聞き返すようにしています。母国語の日本語で話している時も、分からなかったら聞き返すことは当然です。コミュニケーションを取る上で聞き返すことは当然のことです。

しかし、英語を話していると分からなくても分かったふりをしてしまう事があると思います。私は、カナダについた初日に分からないのに分かったふりをして注意された事があります。

カナダに到着した日、空港まで留学コーディネーターのアルバイトをしているカナダ人の学生が迎えに来てくれました。バスに乗って目的地に向かいながら彼女と話していたのですが、言っている事が8割くらいわかりませんでした。私は分からないのに相槌をうって分かったふりをしたのですが、おそらく英語が分からなくて焦っている気持ちが顔に出ていたため、彼女に分からなかったら言ってねと優しく言われました。そこから彼女は、分かりやすい英語で分からなかったら聞き返すのは当然のことだと教えてくれました。初日に彼女にそのことを教えてもらったおかげで、次からは分からなかったら聞き返すようにしましたが特に問題はありませんでした。

今は英語でコミュニケーションを取ることに慣れたので分かりますが、相手が分からないのに分かっているふりをしているとすぐに分かります。そして、分かっているふりをされて理解しましたが、分かったふりをされるとなんとなく自分が気まずい気分になります。笑

実際に英語でコミュニケーションを取るときは、分からなかったどうしようと不安に思うのではなく、分からなかったら聞き返せばいいやと気楽にしていればいいです。そうすれば自分の気持ちではなく相手に集中する事ができるようになります。

まとめ

リスニングが上達するためには、まず英語をしっかりと聞き取れるようになる必要があります。そのために細かい部分まで意識して英語を聞く練習が効果的です。これの細かい部分まで集中することは、実際に英語で会話をする時にも意識した方がいいことです。

Mariannaさんが言うように、ゲームで相手に照準を合わせるように、英語でコミュニケーションを取る時も相手に集中する事が大切です。そして相手の英語に集中するため、分からなかったら聞き返せばいいと気楽に考えればいいでしょう。この気楽な姿勢が英語リスニングのコツです。

参考動画:(Learning a language? Speak it like you’re playing a video game

参考文献:Gass, S. M. (2018). Input, interaction, and the second language learner. New York, NY: Routledge.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です